iPodと文庫本2011年04月06日

旧型のiPod nanoと、古本の沢木耕太郎 「杯」
付属のヘッドホンは耳に合わない。
沢木耕太郎のスポーツルポは深く面白い。
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諸般の事情により、ジテツウ開始を遅らせており、
ウォーキング&電車通勤を続けている。

お供に、iPodを使っているのだが、電車の中では使わなくなってしまった。
耳のためにも、小さな音できいているので、音漏れを気にしているわけではないが、
唯一本を読める貴重な時間に集中できないのと、
心地よく寝てしまい、しょっちゅう寝過ごしてしまうから。

ウォーキングの時は使うのだが、ヘッドホンから流れる音楽が風景と調和し、
「おお!映画のワンシーンや」
と、しびれることがある。

今日も、晴れ渡る朝の四天王寺境内で、「Desperado」(歌:平井堅、原曲:イーグルス)がヘッドフォンから流れたときは、思わず桜と五重の塔を見あげながら立ち止まって感慨にひたってしまった。
よく考えたら「Desperado」は“ならず者”で、ウエスタンをイメージさせる歌なんだけど、ここで氷川きよしが流れても・・・全くしびれないな。


お供の本は、大概 「BOOK OFF」(中古)の100円棚から探してくる。
無造作に鞄に放り込んだり、読みかけのページを折ったりするので、
1冊読み終える頃にはボロボロになってしまう。
勿体ないかもしれないが、読み切ったら廃棄している。
暇つぶしの雑誌や新聞を買うより、充実していているのに安い。

ボクが読んだ100円の古本は、図書館も古本屋も引き取ってくれないし、
本棚に飾ってもしょうがないので・・・
読み返したければ、大きな古本屋に行けば大概安価に手に入る。

軽くて小さいので、文庫本を選んでいたのだが、最近は近くが見えにくく、
ハードカバーの大きな字がありがたい今日この頃。