大工さんfont2011年04月08日

読めるかな・・・・
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ウォーキング通勤に四天王寺の中を南北に抜けるルートを好んで使っている。
信仰心はあまりないんだが、このお寺の中では何故か神妙に、心落ち着くひとときを感じることが出来る。

広い四天王寺の中にはたくさんのお宮があり、
その中でひっそりとたたずむ小さな仏堂がある。

中心伽藍(五重塔や金堂がある塀に囲まれた場所)の東の外側にあり、
「番匠堂」と言う、曲尺(かねじゃく)を持った聖徳太子像が祀ってある。


番匠とは大工のことで、
聖徳太子が朝鮮半島百済の国から名工を招き、
高度な建築技術を導入した事蹟と、
太子が殺生(木材等の材料)によって建てられた、
建築物を敬い・鎮魂の意を示したとされることから、
大工・建築技術の向上、工事の無事安全を願う人たちの間で
太子(番匠太子)を祀る様になったそうです。


そこの石碑の文字、遊び心があり秀逸。

なんと大工道具のシルエットで、「南無阿弥陀仏」と刻んであるのだ。
石碑では分かりにくいので、上写真はその文字で書かれたのぼりです。

fontと言っては語弊がありますが、自転車パーツでこんな事ができないかな?!
「東西上下愉悦輪行」 とか・・・チームロゴとか使えそうじゃないかな?