シマノカスタムフィットはドウだ?2009年05月21日

①中敷きをぬくめ、シューズに入れつま先に体重を掛ける
②指形にハッキリと凹みます
③次は靴そのものをぬくめ、圧縮袋で全体に締め付けます
④踵も変形して、フィットが増します

 先に、新型シューズを購入した件を書いたが、更に進歩!

 購入店(シルベストサイクル梅田店)が、シマノカスタムフィット対応店となり、シューズ成型器が導入された。

 シルベストサイクルの、オススメ商品Blog、 
 [これはええよォ-シマノカスタムフィット]
 を読んで、コレワ、コレハ!と、そそくさと購入済みシューズを持って梅田店に行って成形(有償)してもらってきた。

 シューズ(SH-R160)は先に買って履いていたので、どのように変化するか?


 詳しい方法は、[これは・・・]を読んでもらうとして、大まかには上写真のように成形する。
 最上級モデルは、シューズ全体と、インソール(中敷き)の成形だが、カスタムフィット廉価版は、踵とインソールの成形となる。

 ①②の様に、まずインソールを自分の足形、特につま先部にフィットするよう成形・・・要は体重のかかる部分を凹ませる。
 次ぎに、③④の要領で、靴を履いた足ごと、圧縮袋で成形、僕のは廉価版だから踵のみ。
 ③をみて、布団圧縮袋を連想されるだろうが・・・・なんの、なんの、、、
 「イテテテテ!」
 と声を上げてしまうほどの圧縮がかかる。
 踵は見事にピッタリと形作られる。


 さて、肝心のフィッティングだが。
 成形前でも、幅広甲高の僕の足にフィットしていたワイドタイプのシューズがどうなったか?
 右脚外側(小指側)に、ややシビレのある圧迫感があったのはどうなったか?

 まず履いてみる。
 おおおおおぉ!厚手のサポート系靴下をはいているようで、隙間が少なくなった感じ、全体にフィットしている。
 足全体に、均等に軽い圧迫がある。

 走ってみる。(もちろん、自転車でだ!)
 インソールの指先成形が効いていて、つま先全体でペダルを踏む感覚、力が逃げない感じがする。
 ギア倍数を掛けやすくなり、重いギアが進むようになった。
 回しやすさはよく判らないが、30km平坦地の通勤を10回以上してみたが、明らかに到着時間が1~2分は早い!
 ド平坦信号無しの川沿いでは、速い速度を維持しやすい。
 踵が全く浮かないので、引き脚でも力が逃げない感じがする。

 ただし!
 エンジン(僕のことネ)が上がったわけではないので、速いスピードを維持すると、キッチリ脚に跳ね返る。
 引き脚も付加が掛かるため、調子に乗ると、脚にスグ来る、それも各部全体にだ。
 《脚→自転車駆動》 の効率が上がったのは間違いなさそうだが、より高性能のエンジンが必要なようだ。

 あと、ビンディング位置が、微妙な所までシビアに気になる。
 脚が、靴の中で遊そばないので、ちょうどいい場所がかなり限定されている様だ。

 さ~て、問題だった右脚外側のシビレは・・・・
 更に全体に締め付けられるため、シビレの部分が範囲が広くなった。
 つま先部のシューズが広がったわけではなく、インソールのフィッティングにより、ベルトをさらに強く締めやすくなったため圧迫される部分が増えたようだ。
 ただし、痛みに鋭角的な部分はなく、広く弱くなった感じである。
 シューズが慣れて(へたった)ときに、どうなっていくか・・・・

 全般的には、脚の能力を生かせるようになったので、かなり効果があるのだろう。
 オススメです。
 惜しむらくは、無理しても最上級の全体フィットのシューズを買えばよかったかな!?

 ちなみに、カスタムフィットは3回までは可らしい。
 (2回までやり直しができる)