最近のスキー場はビックリだ!2006年03月08日

なぜスキー場にトラが・・・
↑ハチ高原のキッズパーク、トラは空気で膨らんだ滑り台
 またまた、スキーに行ってきた。
 今度は、一泊で弟の家族と兵庫のハチ高原スキー場だ。近畿地区のスキー場では大きなスキー場の1つ。
 前の週に行った “ジャム勝山” に比べると、施設、規模ともかなわないが、コース巾が広く緩斜面が多いので、初心者や子供には向いていると思う。大阪からも近いしね。
 ハチ北とも上部でつながっており、リフト券も共通で使えるので、コースバラエティには富んでいて、思ったより楽しめました。
 日本一高い駐車料金(\2,000)には閉口したけど、それだけ経営が大変なのだろう。

 今期は、ほぼ10年ぶりぐらいにスキーを楽しむことが出来ている、よく行った20代にはスキー場で見かけなかったものが現在のマストアイテムであるようだ。

 それは二つの 『パーク』 だ。

 まず1つは、普通にパークと言えば、スノーボードのフリースタイル系のために作った、アクション系の人工施設。
 トリノオリンピックでもお馴染みの、“ハーフパイプ”もその一つ。
 あとは、スノボードクロスに出てくるような、ジャンプ台。
 スノボはしないので名称は解らないが、手すりみたいな滑走用パイプなんかもあった。これは公園なんかでスケボでよく階段の手すりの上を滑走しているのに似てる。
(ガイド等には、“ウェーブ”、“スパイン”、“レール”、“キッカー”、“ボックス”、なんて名称が…?)
 結構、「オオォッ!」 ってなる強者も多く、リフトから見ていると飽きない。
 そのような施設を集めている場所を 『パーク』 と言うみたいだ。(間違ってたらスマン)
 今のゲレンデはスキー場にもよるのだが、スノボが6~8割と大半を占めるようになっているみたいなので、スノボの集客力は即スキー場の経営にかかわってくるのだろう。維持も大変だと思う。

 そして、『キッズパーク』 。
 先のBlogに記したように、『ワタスキ』 世代の子供が今、幼稚園~小学生ぐらいになっており、自分(親)がスキーを楽しむためには、どうしてもその子供も一緒に来ることになる。
 と、なると、親が楽できて、子供が安全に遊べる場所 『キッズパーク』 が充実している場所を選ぶことになる。
 事実我が家も、キッズパークの充実度でスキー場が選ぶ大きなポイントになる。

 小さなスキー場は、ただ緩斜面をネットで区切っただけだが、充実したスキー場になると、多くの遊具や、ソリ専用レーン、スキー専用レーン、スノボ専用レーンがキッズパークの中に用意してある。
 そして、これはイイ!と思ったのが、『ムービングベルト』 (ハチでは“ラクーナ”と言う)ようはベルトコンベア。簡易“動く歩道”。
 スキーを履いたばかりのチビは、自分で上に登っていけない。
 まずは、カニ歩きから!と言って無理強いすると
 「うぇ~ん!もう帰える~!」
 となって、楽しいはずのスキーが・・・・・となる。
 今までは、おとうさん・おかあさんが押したり、スキーはずして登ったりしてた。
 これが辛い、全く手が離せ無いどころか、スキーブーツでこれをすると、とんでもない筋肉痛と腰痛になる。(経験済み)
 ムービングベルトはこの手間を省かせ、スキーで立って歩くことが出来る子供なら、簡単に自分で乗ることもできる。
 そう!これは親のためにあるのだ。

 目から鱗のこの装置、ハチ・ハチ北ではキッズパークだけでなく、初心者向けの暖斜面にも設置してある。
 リフトに乗れるレベル以前の人も安心して練習にはげむ事が出来るスグレモノだ!ボクもスノボ始めてみようかな!?

 ゲレンデだけでなく、この二つのパークが、スキー場の集客力のカギとなっているのではと思う。

※1 ハチ・ハチ北スキー場  近畿エリアでは、わりとスケールの大きなスキー場。ハチとハチ北は鉢伏山山頂付近でつながっており、共通リフト券で両方のスキー場を味わうことが出来る。
 ハチは比較的暖斜面が多く、初心者向け。パークも充実でボードでの人気が高い。
 ハチ北は中上級向けの斜面が充実し、最大4kmものロングクルージングが楽しめる。
 ハチ・ハチ北はムービングベルト“ラクーナ”が各4本づつ(8本)と充実、初心者・子供にのレッスンにはもってこいだ。スノボを始めた熟年者なんて練習にイイかもしれない。
 ハチの欠点は初級者向けのゲレンデのため、団体(スキー修学旅行等)が非常に多く、下部リフトが時間により大停滞してしまう。
 ハチ北はつながりの悪いリフトや、初級者には余り楽しめないゲレンデ。
 双方とも“日本一高い”と言われている駐車料金も×。
 大阪から3時間とうたわれているアクセスの良さが売りだが、行程が悪いため、ピーク時や、積雪後は思ったより時間がかかる。
 でも相対的には、関西では屈指のイイスキー場です。

ジテツウの『罪』?2006年03月13日

↑早朝の普通電車(5:45)でも結構乗っている人が多い。
 3月に入ったらさぁ始動(通勤練習)開始!と思いながらはや半月。
 雨やらスキーやらで何となく乗り始める機会を逸している。
今週からイクゾと昨日ヨメハンに宣言したら、
 「明朝は-2℃ヨ」
と、冷たいお言葉。でも今朝は本当に寒かった。
 勿論、「じゃ、も少し暖かくなってから…」 と軟弱に早々に延期を決めたのであった。
 意志が弱い自分に嫌気がさした。

 先に、ジテツウの 『功』 を記したが、今度は 『罪』 を列記してみよう。

 ①危ない。
 主に、車・バイク・自転車等、他の道路交通手段と共に、通勤時間帯(朝は超早朝で避けられるが)を走るので、かなり注意を要す。またこちらがルールを守って気をつけていても避けられない事故も必ずある。何よりこの事故の可能性が公共機関の通勤に比べて遙かに高いことが第一のデメリットであろう。

 ②辛いときもある。
 体調不良・疲労時、急な悪天(降雨・強風)時にジテツウすると非常に辛いことになる。辛いだけでなく①の“危ない”に大きく寄与する事となリかねません。それとトイレに行きたくなるのも辛いなぁ。お腹壊したときもさることながら、“小”の我慢はは辛いゾ~!

 ③ついでの買い物が出来ない。
 これは、『功』 の寄り道して、衝動買いが出来ないの裏返しなのだが、たまにはどうしても必要な物もあるのだが、そのためだけに時間を別途割かなければならない。悪天時等には電車だが、回数券では途中下車できないのが不便である。

 ④本が読めない!
 これはジテツウの教祖?、“ツーキニスト”疋田智さん(HP:自転車通勤で行こう!)のエッセイでも書かれていたが、通勤時間は貴重な読書の時間…という一説があったが、家で(勿論会社でも)本を読む時間がないボクにとってジテツウ期間はまさしく本の読めない期間になってしまった。立ち読みすることすら少なくなるので時事にも疎くなり、アホ頭に拍車がかかってくるようで焦る。最新自転車雑誌を毎月20日に読みながら帰るのが楽しみだったのに…


 『罪』 もあるが、やはりジテツウは、┗(`o´)┓スッ ┏(`○´)┛バッ ┏(`○´)┓ラッ ┗(`。´)┛シ~!

スキーで谷底?に!2006年03月20日

↑ま~ちゃんのスキー教室!?
 自転車のレースシーズンがいよいよ始まった。
 だけど、ボクは今シーズン最後のスキーに行ってきたのだ。
 この週末より、“西日本チャレンジカップ”を皮切りにサイクルシーズンに突入している。サブタイトルが自転車関連なのに、またスキーに行ったりしている。勿論、メインタイトルのダイエット関係に関わることもしていない・・・

 言い訳はともかく、今回上の息子“トラ”(小2)と、息子の友達“ダイキ”&彼のお父さんで、『めいほう』(岐阜)に行った。
 この前参加できなかった、“シルベスト・スキー練” の場所だ。

 いつもお世話になっている、同じ 『わたスキ』 世代のま~ちゃん(シルベストスタッフ)&お友達のスキー計画に便乗し、日時・場所を合わせて現地合流しました。(ちなみに、ま~ちゃんは原田知世ファンなので『わたスキ』の思い入れはスゴイのである。あっ!バラしてもうた…)

 『めいほう』 は岐阜エリア最大級のスキー場で、東海北陸道・郡上八幡ICより30kmの位置にあり、奈良自宅より名阪国道経由で約250km、アプローチに雪なし、渋滞なしなら3時間チョイで行ってしまう。

 今回はとりあえずボーゲンで、中斜面ぐらいなら何とか滑っていく事が出来るようになった息子達をガンガン滑らせて来年につなげられるよう、体でスキーを覚えてもらうことを主眼に滑る予定。

 朝一から、数本滑ったところで、ま~ちゃんご一行が合流し、子供達にも付き合ってもらう。

 そこで事件(!)は起こった。

 小2の初心者どもがリフトに乗りながら、宣(のたま)う。

 「あの、凸凹が面白そうだな~、滑りたいな~!」

 ♪何をおっしゃるウサギさん~、目の前には、岐阜屈指の難コース “めいほうλ80” がそびえたっている。(ボクが今まで行ったスキー場でも、栂池“馬の背”に並ぶ難コース)
 最大斜度38度、800mのスーパーコースだ、幅も狭いため上級者専用となっている。
 勿論、最初は相手にしなかったのだが、あまりにシツコイので、上級者のま~ちゃんとお連れのOG野さんが同行してくれているので、いい経験になる(お灸を据えるつもり)のでと連れて行った!

 ・・・・・
大間違いだった。

 まぁ、あのコースを知っている人はどの様な結論になったか解ると思うが・・・

 まず、最初の2ターンでコケて、延々と滑落していった・・・・
 その日のゲレンデ上部はかなり濃い霧が立ちこめてたので、まるで崖から未知の谷底に落ちていくようだった。
 うちの息子は、必死で斜面にしがみつこうともがくが、38度凍結コブ斜面ははサスガである。
 ボクの方をみて 「
スケテ~~~・・…」 と叫びながらコブではじけて小さくなって消えていった。
 まるで映画のワンシーンの様。呆然と見送るボクは、かわいそうながら笑いがこみ上げてきた。

 笑ってばかりいられないので、30~40m“滑落”した彼の所に行くと、ベソをかいて 「もうイヤヤ~!」 と。
 「泣くな!・・・あのな、もう降りるしか無いワケよ。板をハズしてお尻で滑りなさい」
 板をハズし、コブを尻で滑る。
 38度凍結斜面ははサスガである。
 ひとコブお尻で滑ると、止まるべき次のコブの谷間では止まらない。
 
スケテ~~~・・…」 
 「 ・ ・ ・ 」

 結局ボクは、彼の下に廻りこみ滑落防止フェンスになりながら少しづつ降りていくことに。

 だが・・・たいして上手くないのに、彼の板・ストック・自分のストックを抱えて降りていくボクにも悲劇は訪れた。
 コブのトップでターンして谷間に着地(!)したとき、スキーの先が雪だまりに取られて両方のビンディングが外れて頭から一回転!投げ出されてしまった。
 38度凍結斜面ははサスガである。
 
あぁ~れぇ~ぇ~ぇ~~…

 息子を越えさらに20mほど下まで、逆さに止まったボクの上の方では、ま~ちゃんが、困った顔で散らばったスキーとストックを拾い集めてくれている。

 親子そろって大変ご迷惑をおかけ致しました。
 ラスト100mほどは、新潟出身のOG野さんが、息子を背負ってコブを降りてくれ(スゲー!)、事なきを得ました。

 勿論、同行の息子の友達も同様の経験をするハメになったのは言うまでもありませんでした。

 ま~ちゃん、OG野さん、大変ご迷惑をおかけ致しました。それにしてもメッチャスキー上手いな~。自転車より得意なんじゃないの?

 後でめいほうHPのコース説明を見ると、『上級以外の人が行っても面白くないので行かないようにしましょう』 と書いてありました。思わずディスプレイに向かって 「ハイ」 と頭を下げるのであった。

 スキーは午後から雨になり早々に撤収。温泉に行き帰宅となりました。

 今回の収穫は、息子どもがコブ斜面の怖さをしったのと、帰りの道の駅「明宝」でかったトマトケチャップ(右画像)、それと最後の温泉。

 ケチャップは旨いぞコレは!と思ってこれまたネットで検索すると、TV 『どっちの料理ショー』 で“特選素材”として取り上げられていた逸品らしい。ツブツブ感が残っていて自然な甘み、酸味は弱くさっぱりしてコレだけ嘗めていてもおかずになるぐらい。しまった、もっと買っておけばヨカッタ。同時に購入した、トマトジュースもドロドロと濃いくて旨い!

 温泉は、スキー場のすぐ近くの明宝温泉でなく、郡上八幡インターを越えたところにある、『宝泉』 というトコロ。渓谷を眺めれる露天で長いことだべっていたら、アルカリ温泉なので肌がつるつるになちゃった。トッテモぬくもってエカッタ~!

 さぁ、ボチボチ始動しなければ・・・(何を??)

ようやく・・・2006年03月27日

辛国神社付近
↑東大寺大仏殿を望む(奈良公園)
 この週末ほぼ3ヶ月ぶり!に自転車に乗った。今期はオフシーズンを設けずなんて思っていたに、この冬の強烈な寒波でめげてしまった。
 早期復活予定だったのに・・・やはり朝が辛くないこの時期までノビノビにしてしまった。なんて意志が弱いのだろう。

 土曜にまず、息子と近所を20kmほど走る。もっと走るつもりだったのに、しばらくぶりで息子のメットとグローブ、私のMTBシューズが見あたらず右往左往出発が遅れてしまった。結局息子のメット・グラブは見つからない。関西シクロ桂川に使ったのが最後だったなぁ、忘れてきたのか?心当たりのある方はご一報を
・・・メットはヨメハンのを調整すれば何とかなるかもしれないが、グラブは買わなきゃ・・・また無駄な出費だ。トホホ。

 日曜には足慣らしに、平地主体の60kmのコースを走る。奈良公園を目的地の慣れたコース。しかし今度は心拍計のセンサー部が見付からない。30分ほど探してカメラボックスから見つける。なんでこんなトコに?
 全く走れない!違和感を感じる。バイクに身体がまったく馴染んでいないのが解る。速度が昨年走っていた時より5kmほど遅い。心拍はすぐにMaxの80%まで上がる。平地だぞ?
 かな~り重くなった体重で、ダイエットを意識しすぎ朝アミノサプリを1ヶ口にしただけだったがたたり、帰路 「腹減ったな~」 と思うまもなく、力が入らなくなり、視界が狭まってきた。やってしもた~!ハンガーノックだ。自販機にへたり込み、甘いコーヒーとアミノバリューを採るが後の祭り。辛い残り10kmだった。
 身体が馴染んでないと燃費も悪いのね!(昨年シーズン中は、無補給でも何でもないコースなのに・・・)

 そして、今日はジテツウも復活。だいぶ慣れてきた。もう朝が明るいので、大和川河川敷CR経由。いつもより10分遅いノンビリラン。

 バイクは今年早々に、シルベストサイクルでオーバーホールしたのですこぶる調子はいい。
コンパクトクランク&平地メインだったので、あまり前ギアは変速しなかったが、新しく導入したカンパレコードコンパクトクランクは今までのTAと違いメッチャ変速早く気持ちイイ~!

 早朝、人もまばらの奈良公園に久しぶりに行ったら、寺の建物や庭園が非常に心に染みイイなぁと感じる。寺社仏閣なんて全く興味なかったのに、やはり年をとってきたちゅう事か?

 今朝の体重78.4kg。ヘ(゜ο°;)ノ  強烈なリバウンド。