オケツが割れた日・プチブルベ山城2007年05月14日

↑御幸橋を渡ってひと休憩の2人。まだ余裕。
 今朝の通勤時気温10℃、5が半ばにして息が白い、指切りグローブにでは指が冷たい。

 先週は異様な忙しさで、Blog・ホームページ類全く更新できず。


みんな~、用意はイイか~! オォ~!
 
 先週のゴールデンウィーク後半まっただ中の5月4日
 第6回 プチブルベ山城100km
 に、息子と地元の仲間(王寺サイクリングクラブ)6名で参加してきました。

 八幡の“流れ橋”から、府道京都八幡木津自転車道線のそれぞれ北端(嵐山)・南端(木津)まで往復してくるイベントです。
 約50kmある、自転車道のほぼ真ん中にスタートの“流れ橋”が位置するため、どちらかの端までの往復で50km(ハーフ)、両側往復100km(フル)、そして端部どちらか(嵐山・木津)からきたか証明できる物を(最寄り駅の切符、コンビニのレシート等)をもってきてから改めて両端往復する100マイル(160km)の3コースが設定されています。
 ブルベ形式なので完走が目的、規定時間内の完走が目的なのでゆっくりペースで楽しむ事に。

 当日は、快晴。
 パーキングは用意されてないため、近鉄大久保駅近くの、“Times”(1日900円)に車を止め、集合場所の“四季彩館”まで約4kmのウォーミングアップ。
 みぃ~ちゃんのBlogにレースにシューズを忘れた記載を読んだので、連絡掲示板に、
 「くれぐれも、シューズ・メット忘れないように。」
 と記載したにも係わらず、息子のメットとグローブを積み忘れてしまった。
 とりあえず僕のを最小に調整して、ガバガバの指切りグローブをハメさせる。
 貸し出しメットがあるとの主催者の記載があったので、ガイさんに先行で聞きに行って貰った…運よく事なきを得たのだが、危うくOPEN参加になるところだった。

 僕と息子・ダイキ君とダイチチさん4人ははハーフの50km、ガイさん・おったさんはフルの100kmに挑みます。

 会場にはざっと100名以上の人で溢れ、4~5歳のチビッコ・普通のおばさん・お爺さん等々面子も多様なら自転車も多様、ロード・MTBは言うに及ばず、ミニベロ(小径車)・リカンベント(寝転がり自転車)・子供車・ママチャリ等々、う~ん16インチの普通の子供車で50kmに挑む園児はスゴイ(後に完走が他のページで伝えられていた)。
 大会参加者はゼッケン代わりに、お揃いのディスポのおしぼりをどこかにくくり付けます。

 スタート地点までは、乗車禁止押していき、流れ橋横の河川自転車道でいざ出発!

 ハーフ組親子2組は嵐山を目指します。
 南の“木津”と北の“嵐山”を選べますが目的地の名前だけで選びました。
 これやや失敗。
 自転車道横にグランドが多く、川の乗り換え、左岸・右岸の乗り換えが多くやや判りにくい。
 そして、嵐山が近づくにつれ、サイクリング道はかなり混み合って走りにくくなってました。
 途中で補給できると言うことからからも、市街を走る北廻りサイクリング道を選んだのもあるのですが、一般道を横切るとき左右を見るもコンビニなんて全くなし。

 それでも、往路は北向きの追い風のため、一時は25kmで巡航できました。
 それは帰りの苦労を予言していたのでした。

 途中、ガイさんから南回りのチェックポイント着いた連絡がありました。
 これは途中で追いつかれるかも…

 追い風も手伝い、嵐山まで約1時間半、順調順調。
 時間も急かないので、昼飯をとって1時間弱の休憩。
 他のファミリーもほぼ同じ時刻で嵐山到着。
 観月橋や対岸の道路は観光客・車で溢れかえっている。

 帰路は予想通り向かい風。
 走っているときは平均15km/hを目標に走りましたが、向かい風がきつく子供達が千切れることが度々。
 休憩を30分ごとと多めにして進みます。

 親は、このペースで走ると、サドルに座り込む事になり、重い体重も相まって“おケツ”が痛い。
 ダイチチさんも同様に(それ以上に)苦しんでおられるようだ。
 嵐山から10kmもどった地点で、ガイさん・おったさんの100km組とすれ違う。
 こちらはあと15km、むこうはあと35km…
 嵐山での休憩があるはずなので、抜かされることはないと思うが、子供達には
 「頑張らないと、負けるぞ~!」
 と激ををとばす。

 往路と同じ道を走っているのに、全く記憶にないヶ所が多い。
 桂川・淀川・木津川の自転車道乗り換えのヶ所をすぎると、
 「ひょっとして淀川沿いに来ちゃたかな?」
 本当にあっているのか心配になり、通行している人に聞いたりして確認する。
 子供達が疲れてきているので、引き返すのはマズイ。
 横を、同ブルベのおしぼりを付けた自転車が挨拶しながら抜かしていく。
 胸をなで下ろす。
 
 向かい風が更に強く、子供達のペースが落ちてくる。
 そこで、ダイチチさんの必殺技!
 「おまえら、100km組から逃げ切ったら好きなアイス買ってやる!どんなんでもOK!」
 でました~、物ツリ作戦!
 「その代わり、抜かされたらお父さん達にお前らが買えよ」
 あぁ、僕もアイス食べたい。

 効果はテキメン、ペースが上がる。

 結局帰路は2時間かかり到着。
 チェックしている間に、子供達は元気に会場の遊具で遊び出す。
 「…」「…」
 お前らそんなに元気ならもっと頑張って走れよ~!

 約30分後に100km組も到着。
 「ガイさんは、前に女性が見えたら急にペースが上がる」
 とオッタさんがこぼしていた、やはり精力が有り余っている絶倫男ようです。

 しかし、我がおケツは4ツに割れた様でツライ。
 ダイチチさんは8ツになったと言っていましたが…。(意味不明だが気持ちは分かる)
 子供とのロングライドはサドルを考えなくてはならない。

 世話人日記によると、153名の公式参加者で
 50kmの部最年少は4歳!
 100kmの部最年少は10歳!
 とのこと。

 参加費任意(「投げ銭方式」 納得金額を決めて箱に投入)でたった8名のスタッフで運営されていと聞き、惜しみない拍手を送りたいと思います。
 手作り感溢れるホノボノした大変いいイベントでした。

 こんなイベントが各所であると自転車は趣味の物ではなく、みんなが楽しめる楽しいスポーツと認識されもっと市民権を得て行けるのではないでしょうか。

 ありがとうございました。

 今度は100kmだ~!
 


50km(ハーフ)に挑戦組


スーパータフネス絶倫男


グループ写真を撮って貰う


スタート地点まで安全のため押す


50kmスタート


広い空の下を進む


水分補給は大切



御幸橋手前の筆者


御幸橋手前、まだ元気



御幸橋通過中

久我橋付近

ガード下は要注意

あと少しで往路終了

嵐山到着

木津川自転車道起点にて

渡月橋の前で…

休憩

帰りの御幸橋

あと少し、笑みがこぼれる

お互いに撮影

ラストスパート

最後は元気

南端、泉橋寺にて100km組

参加費は投銭箱へ
プチ・ブルベ山城100km公式ホームページ

コメント

_ みぃ~ちゃん ― 2007年05月14日 21時27分

楽しそうですが、とらちゃん達の50km完走はすごいですね。
うちはもう少しかかるだろうなぁ~っ!

_ hira884 ― 2007年05月14日 23時36分

天気の良いサイクリング日和でしたね。
4歳で50km完走。を見て、やる気になってしまいます。
うちの5歳児、本人はどうだかわかりませんが。

_ とらちち ― 2007年05月15日 08時23分

やはりご家族持ちの方がコメントくれましたね~!
50kmは自転車が好きならお子様でも大丈夫です。
でも4歳児はスゴイと思います。
レポート(じゃにーずのチャレンジロード)紹介されてました。
http://blog.goo.ne.jp/jani-jani-jani/e/dddc7ca7b2ba42a3069473862514917d
http://blog.goo.ne.jp/jani-jani-jani/e/7db7725ab2e80a5e22c7850fdac02cbf
この自転車で4歳児が完走するのはスゴイ。7時間(Ave7km)は親のサポートの方が素晴らしいのでしょう!…きっと僕のオケツは持たないな。

あと、トレーラーで子供を後ろに乗せながら(牽きながら)走った方も…(日記)
http://blog.livedoor.jp/papamedaka/

秋もあるそうなので、どうですか?
秋の方が走りやすいと言う話です。

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