ここ近年、不景気の影響か、中古品が流行っている様に思う。
ネットでのオークションもそうだし、大型リサイクルショプもあちこちで見られるようになった。

万年金欠で、物欲魔神の僕には安くて良い商品が手に入るので、
よく利用する購入方法だ。

そして中古！と言えば、オトコのコのメカもんが昔から定番。
車、オートバイ、カメラ、オーディオ、無線機、時計、パソコン、工具、釣り道具、、、
う～ん、僕の好きなモノが多いなぁ（笑）

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最近、カメラ関係の中古をネット通販で２度ほど購入することがあった。
ホントは実店舗がいいので、探してみるが、結局多くの商品から選べ、安価で商品の“タマ”が多く回転のいいネットショップを利用する。

ちょっと前に購入したカメラは “予想通り” 、ビンゴ！（アタリ）であった。
“予想通り” と書いたのは訳があるのです。

ヤハリ未使用品でした　（￣ー￣）ニヤリ

目当ての商品を、数件のネットショップで時々チェックしてますと・・・・・
あるショップに、箱無し・メーカー保障無し・付属品完備の特Ａレベルの中古品がでました。
中古としては高いので、スルーしたら時期を半月空けず、全く同じ商品がでました。

僕の前職が、中古流通も盛んな特殊な電気機器メーカーの営業だったので・・・
これは・・・！「ピンっ」　と来ました！

予想なんだけど、これはメーカー（販社）が、
チョイ訳あり品（メーカージャンク品）を出した“新品”か“再生品”だな、と。

下記は、実際の僕の経験談に基づいたオハナシ。

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メーカー（販社）ジャンク品と言うのは、販売会社の営業所にある新品であって新品では売れない商品（｢キズもの｣、｢初期不良返品｣、｢箱潰れ品｣、｢棚ズレ品｣、等々）や、それを修理した商品です。

不良修理品と行っても、根本的な不良品はハネられ、調整やユニット交換で済む分だけでした。

アップルストアなんかでは、整備済商品として、安く売ってますね。
たしかiPodの電池交換は本体丸ごと交換で、調整品（再生品）を利用とか。
たぶんこのような品じゃないかな？（予想）

さて、この新品でない新品はどのように流通するか・・・
僕のメーカー営業時代には、営業の販促として利用しました。

｢社長！今月あと百万お願い！その代わりにとジャンク５台を３掛けで入れるから｣
とかね。
お店も儲かるし売りやすいし、「オイシイ」のです、こんな商品。

箱・保証書付きで、お客に黙っていれば新品としても売れてしまいますが、それはマズイ。
そこで、営業さんが箱と保証書を処分して中古としてしか売れなくしてしまうのです。
本体ハダカですが実は新品の事が多く、付属品なんかは手を付けていない全く未開封のまま。

こんな中古品があったらメッケモンでっせ～！

通常の使用期間が短い “上物” の中古品は、メーカー保障付きが“売り文句”になるし、中古販売なれている人は箱を捨てませんしね。

まぁ、とあるメーカーのお話しでした。
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さて、送られてきた商品はどうだったか？

やはり全く使用感のない本体に、未開封の付属品と取説。
推測どおりか？どうなんでしょ・・・・？

まぁ保障は半年（店保障）になってしまいますが、中古と思わず、新品（同様品）が格安で買えたらお得ですね～。

こんな裏事情を勝手に想像して商品を選ぶのも楽しいなぁ。

（追記）
カメラや時計など比較的中古価格が安定して高値の商品には、
「金融新品」という、？？？なモノがある。
これは、キャッシングはできない（枠いっぱいで）けど、ショッピング枠がある人が、カードで購入してそのまま買い取り業者に回し現金を得る手段に使われたモノらしい。
多くは、金融業者が絡んでいるらしいが・・・・
保証書記載済みの未開不新品の商品になる。
気の毒な経緯だが、お買い得品には間違いない。新品より１割程度安いかな？