クリートはケチってはだめ・・・検証2010年07月22日

左が使い古し、右は新同品。
減っているだけでなく、明らかに歪んでいる。
右のは、ペダルをLOOKに替えた和歌ちよさんからご好意で譲ってもらった。
ありがとうございます d(⌒o⌒)b♪ ♪

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通勤に使っている、SPD-SLのクリートがかなり減ってきた。
昨年秋に交換したヤツだ。

まず、歩行にかなり支障がある。
地面に設置する黄色いゴムの部分がなくなっている。
黒い部分は、エンプラなので堅く滑る。
不安定な場所で立ちゴケする要素でもある。

ペダルに嵌めるのに特に問題はないが、嵌めやすく、パッチン感が少ない。
ハマッタ後のガタがかなり大きい。(カタカタする)
黄色(SM-SH11)なので、若干の首振りはするのだが、どうも上下にもガタがある。

当然の話なんだけど、いったいどのようにヤレているのか・・・
ぱっと見た目はゴム部がすり減っている。
接地部分なので当然だが、跨ったまま片足を付くことが多いので
外側が如実に減っている。

トップ部分
驚いたことに、フランジ(縁)部分が大きくすり減っている。
一番先端の遊びの部が1mmから2.6mmになっている。
そりゃ嵌めやすいわ。
逆に言えば、遊びが大きくなっているので、保持力とは関係なく、
ハズしにくいとも言える。(緩くセットしてるので特に問題はなかったが)

後ろ側
ペダルロック部が当たり、保持するのに大事なフランジ部が大幅に薄くなっている。
普通はゴムがで歩行時に保護されているはずだが、
ゴムがなくなっているのでモロに外側が削れている。

よく見ると、保持部分の巾も走行時に押されて並行を保っていない。
これが極端に進むと、嵌めにくくなってくるかもしれないし、
保持力も変わっているかもしれない。

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ゴム部のすり減りだけだったら、補修も出来るが
結局、使い傷みは各部に現れているので、
ゴムがなくなる頃には、やはりクリートは替えた方が良いようだ。

片減り・片傷み傾向なので、中途の左右交換は大いに効果があるはず。


TIMEのクリートが高いので、躊躇なくリート交換できるシマノにしたのに
小市民感覚 「まだ使える、大丈夫」 では本末転倒だ。
事故や、膝を痛めたら元も子もないもんな~!