パヴェ2010年07月23日

パリ-ルーベのパヴェの区間
石畳はどのくらい大変なんだろうか?

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今日は二十四節季の「大暑」。
「小暑」(7月7日頃)~「立秋」(8月8日頃)までが、暑中とされ、
1年で最も暑い期間とされている。(実際はもう少し後だが)
この期間に、知人などに安否を気遣う知らせを出すのが「暑中見舞い」。


さて、今年のツール・ド・フランスでは、パヴェ区間が設けられ話題となった。
過酷の代名詞、ヨーロッパでお馴染みのこの石畳の道はいったいどんなのだろう?

日本で石畳の道というと、神社の参道とかでみかける、
大きめの長方形の石が並ぶ風景が思い浮かぶが、
ヨーロッパのパヴェは、こぶし大の立方体の石を、
弧を描くよう(噴水の様)に並べてあるのが一般的の様。

なかなか見かけないが、
通勤経路にあった。
環状線の、鶴橋駅と玉造駅の西側の間、「真田山公園」の横を通る
約250m程の坂道は、写真で見る「パヴェ」とよく似た敷き方の石畳道路。

この辺りを知り始めた頃には石畳だったから、15年以上は経っていると思うが、
轍はおろか、まだ石の角がある感じで、
ヨーロッパのすり減ったパヴェはいったいどのくらいの歴史があるのか想像を絶する。

さて、早朝で車も殆ど通らないので、石畳の上を走ってみる。
!!!!
ガッタガタで、結構大きな震動が続く。
走りながらの写真は全く使い物にならないほどブレていた。

コリャ大変だ。メチャクチャエラい。

50mも走るとケツが痒くなり、100mで手が痺れてきた。
通り抜けたときには、お尻もかるく痺れている。
普通の路面が天国のようだ。
荒れたアスファルトなんて、文句を言ってはいけない!と、思ってしまう。
たった200m強での感想なのに。

雨が降り、路面が濡れるとアスファルトと違い、恐ろしく滑るだろうなぁ。
パリ-ルーベでは、総延長50kmにも及ぶパヴェ区間があるという。
写真で見る限り、使い古された石畳の路面は、もっと凸凹で、窪みも多い。
どうも、石の間も砂で固めてあるように見える、
あの選手の顔がが真っ黒けになるのもそのせいか?
まさに「北の地獄」なんだろう。

ヨーロッパツアーの選手のタフさには敬服する限りである。